100冊文庫。

SNS「やっぱり本を読む人々。」について

たびたび書いてる気がしますが、「やっぱり本を読む人々。」という
SNSがありまして、去年から参加しています。
参加人数はたぶん、350〜400人くらいかな?
大きすぎず小さすぎず、ほどよい規模感。
本が好きな人ばかりが集まっていて、でも本の話だけというわけでもなく。
なぜだかものすごーく居心地のいいSNSです。
管理人さんの人柄によるものなんだろうなぁ、と思いますけどね。

100冊文庫について

で、そのSNS内で、半年間かけて
「やっぱり本を読む人々。」が選ぶ文庫100冊を決めていました。
ほら、新潮文庫とか、角川文庫なんかがやるでしょ。「夏の100冊」って。
あれの、SNS版です。
1ヶ月くらいの期間をもうけ、SNS参加者が
これおもしろいよ!と思う本を候補として出す
⇒各自、気になるものを読む
⇒既読作の中から投票する
⇒上位20作が入選
という作業を5回やりました。(濃い半年だったなぁ。)
で、ようやく最近になって、100冊が出揃ったわけです。
商業的な思惑とか、一切入ってない100冊。
かなりの読書家たちの支持を得て選ばれた100冊なので、
なんか面白い本読みたいなー、という人は、興味があれば読んでみてください。
私はこの中の作品を最終的に89作読んでますが、レベルの高さは保証します。

100冊リスト。

これが、選ばれし100冊です。(個人的おススメ本 個人的超級おススメ本)


悪童日記」三部作 アゴタ・クリストフ
あしながおじさんジーン・ウェブスター
「アラビアの夜の種族」 古川日出男
アンネの日記(増補改訂版)」 アンネ・フランク
「家守綺譚」 梨木香歩
永遠の仔天童荒太
「永遠の森 博物館惑星」 菅浩江
ガープの世界ジョン・アーヴィング
「火怨」 高橋克彦
影武者徳川家康隆慶一郎
火車宮部みゆき
「華氏四五一度」 レイ・ブラッドベリ
「カタブツ」 沢村凛
ガダラの豚」(全3巻) 中島らも
「黄色い目の魚」 佐藤多佳子
「奇術師」 クリストファー・プリースト
「キッチン」 吉本ばなな
「虚無への供物」 中井英夫
きらきらひかる江國香織
銀河鉄道の夜宮澤賢治
「暗いところで待ち合わせ」 乙一
「グラン・ヴァカンス」 飛浩隆
クレヨン王国の十二か月」 福永令三
「グロテスク」 桐野夏生
コインロッカー・ベイビーズ村上龍
後宮小説酒見賢一
「香水ある人殺しの物語」 パトリック・ジュースキント
幸福な食卓瀬尾まいこ
「航路」 コニー・ウィリス
「氷の海ガレオン/オルタ」 木地雅映子
「国語入試問題必勝法」 清水義範
「告白」 町田康
「こころ」 夏目漱石
「さがしもの」 角田光代
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない桜庭一樹
「三月は深き紅の淵を」 恩田陸
シャーロック・ホームズの冒険コナン・ドイル
しゃべれどもしゃべれども佐藤多佳子
「十一月の扉」 高楼方子
「重力ピエロ」 伊坂幸太郎
十角館の殺人綾辻行人
上弦の月を喰べる獅子」 夢枕獏
「白い薔薇の淵まで」 中山可穂
深夜特急」全6巻 沢木耕太郎
「ずっとお城で暮らしてる」 シャーリイ・ジャクスン
砂の女安部公房
すべてがFになる森博嗣
精霊の守り人上橋菜穂子
世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド村上春樹
蝉しぐれ藤沢周平
センセイの鞄川上弘美
蒼穹の昴浅田次郎
「空飛ぶ馬」 北村薫
第三の時効横山秀夫
大地の子山崎豊子
「DIVE!!」 森絵都
大誘拐天藤真
太陽の塔森見登美彦
「対話篇」 金城一紀
「鳥類学者のファンタジア」 奥泉光
「ツ、イ、ラ、ク」 姫野カオルコ
「月の影 影の海」 小野不由美
「翼はいつまでも」 川上健一
「テロリストのパラソル」 藤原伊織
「天使のナイフ」 薬丸岳
東京バンドワゴン小路幸也
「ドミノ」 恩田陸
夏への扉ロバート・A・ハインライン
「七瀬」三部作 筒井康隆
ななつのこ加納朋子
「人間の土地」 サン=テグジュペリ
「ひなのころ」 粕谷知世
日の名残りカズオ・イシグロ
「美味礼讃」 海老沢泰久
白夜行東野圭吾
フェルマーの最終定理サイモン・シン
FUTON中島京子
「Presents」 角田光代
亡国のイージス福井晴敏
豊饒の海」四部作 三島由紀夫
「ボートの三人男」 ジェローム・K・ジェローム
「星を継ぐもの」 ジェイムズ・P・ホーガン
「ポプラの秋」 湯本香樹実
本格小説水村美苗
「マイナス・ゼロ」 広瀬正
ミミズクと夜の王紅玉いづき
「麦ふみクーツェ」 いしいしんじ
魍魎の匣京極夏彦
「燃えるスカートの少女」 エイミー・ベンダー
邪馬台国はどこですか?」 鯨 統一郎
「闇の公子」 タニス・リー
「ゆれる」 西川美和
「夜市」 恒川光太郎
夜のピクニック恩田陸
「李歐」 高村薫
「リプレイ」 K・グリムウッド
竜馬がゆく司馬遼太郎
檸檬のころ」 豊島ミホ
「朗読者」 ベルンハルト・シュリンク
「わたしを離さないで」 カズオ・イシグロ