2009年8月に読んだ本(今頃!)

しれっと再開してみますが、2009年8月に読んだ本は18冊。
後半、強引に取得した夏休みがあって、そこでなんとか冊数を稼げた感じ。
夏休み中(箱根に数泊してきた)は前評判の高い単行本をまとめて読んだので、
旅行そのものよりも本を楽しめたくらいでした。

  • 特に良かったもの

『やんごとなき読者』
『スコーレNo.4』
『ペンギンの憂鬱』
『ことば汁』
あたりが特に面白かった。
『やんごとなき読者』、本好き・イギリス好きの人には読んで欲しい!強く推奨します。
『スコーレNo.4』は女子ならばぜひ。
『ペンギンの憂鬱』はなんとも説明しがたい作品ながら
こりゃ売れるわ・・・と思いました。
『ことば汁』はエイミー・ベンダーの短編集がイメージ近いかな。
『燃えるスカートの少女』『わがままなやつら』が気に入った人なら
この作品も好きなんじゃないかと。

ほかに、『テーブルの上のファーブル』も楽しかったなぁ。
ミルリトンシリーズとか、クラフトエヴィングの作品を
ある程度読んでる人におすすめ。
『夏の名残りの薔薇』は再々々々読くらいなんですけど
8月の終わりに旅先で読むのに、ぴったりでした。
そうそう、『退屈姫君伝』で米村さんに初挑戦。
大変読みやすく、おもしろく読めたのですけれど、
”ややR指定あんみつ姫”という理解でいいんでしょうかね?だめ?

  • 読んだ本の内訳

■冴子の母娘草 (集英社文庫)
読了日:08月02日 著者:氷室 冴子

■比類なきジーヴス (ウッドハウス・コレクション)
読了日:08月03日 著者:P.G. ウッドハウス

■よしきた、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション)
読了日:08月04日 著者:P.G. ウッドハウス

■それゆけ、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション)
読了日:08月05日 著者:P.G. ウッドハウス

吾輩は猫である (新潮文庫)
読了日:08月06日 著者:夏目 漱石

■『吾輩は猫である』殺人事件 (新潮文庫)
読了日:08月14日 著者:奥泉 光

■愛の保存法 (光文社文庫 た 31-2)
読了日:08月15日 著者:平 安寿子

■木洩れ日に泳ぐ魚
読了日:08月16日 著者:恩田 陸

■ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)
読了日:08月22日 著者:アンドレイ・クルコフ

■シャドウ (創元推理文庫)
読了日:08月23日 著者:道尾 秀介

■やんごとなき読者
読了日:08月24日 著者:アラン ベネット

■テーブルの上のファーブル
読了日:08月25日 著者:クラフト・エヴィング商會,坂本 真典

■ことば汁
読了日:08月26日 著者:小池 昌代

■スコーレNo.4
読了日:08月27日 著者:宮下 奈都

■オランダ水牛の謎 (創元推理文庫)
読了日:08月28日 著者:松尾 由美

■夏の名残りの薔薇 (文春文庫)
読了日:08月29日 著者:恩田 陸

■九月の恋と出会うまで
読了日:08月30日 著者:松尾 由美

■退屈姫君伝 (新潮文庫)
読了日:08月31日 著者:米村 圭伍