2008年7月に読んだ本
計16冊。
今月は主に文庫本を読みました。
参加しているSNS『やっぱり本を読む人々。』で
"やっぱり本を読む人々が選ぶ文庫100冊"という企画をやっていて、
そのために集中的に文庫を読んでいます。
さすがに読んでる人のおススメ作品だけあって、当たりが多かった。
まだまだこのライン上で読書できそうです。
- ずっしり来たのは『上弦の月』。
この異世界への引っ張り具合は容赦ないです。
引きずられて宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を買いました…。
- 『告白』読んだあとはしばらく脳内文体が町田チックでした。
- 『夏への扉』、実に魅力のある世界でした。
古典的SFなんだけど、褪せない。
- 小林秀雄。
人生でこの人の本を読むことになるとは思っていなかったけど、
これが実はおもしろい一冊でした。
ここで言及されている人について、もっと知りたくなって、
結果的に読む本が増える。
方向性は違うけど、恩田陸のエッセイを読んだときのようです。
- 木地雅映子、初めて読んだけどこの人おススメ!
2作入ってるんだけど、どちらか1作だけだったら
ここまで印象に残らなかったかも。
2作の取り合わせの妙であることよ。他の作品も読みたくなりました。
内訳
有川浩『別冊図書館戦争 Ⅰ』
大島真寿美『宙(ソラ)の家』
木地雅映子『氷の海のガレオン/オルタ』
栗田有起『オテル モル』
小林秀雄『モオツァルト・無常という事』
東野圭吾『たぶん最後の御挨拶』
町田康『告白』
松尾由美『ハードブレイク・レストラン』
村山早紀『コンビニたそがれ堂』
森奈津子『先輩と私』
森見登美彦『きつねのはなし』
夢枕獏『上弦の月を喰べる獅子』(上下巻)
吉田篤弘『つむじ風食堂の夜』
サン=テグジュペリ『星の王子さま』
ロバート・A・ハインライン『夏への扉』