6月のいろいろ(その1)

最近、読書メーターのバックアップと化しているこのブログですが、
長野(安曇野)で偶然立ち寄った場所がとっても良かったので、備忘的に。


いわさきちひろさんの美術館です。
安曇野は、いわさきちひろさんが戦時中に疎開していた土地。
ひろーーい敷地(※美術館のまわりが公園になってます)は
いわさきちひろさんの作品を展示するのにうってつけの美しさでした。

↑これ、公園。遠くに美術館が見えるけれど、この土地全部公園。


外観の美しさだけでなく、美術館としても相当にレベルが高く
(行ったとき、いわさきさん作品以外にやっていた併設展は
ミュンヘン国際児童図書館の「架空の絵本展」)
あやうく東京に帰るのをやめて、一日中居続けそうになりました。


あ、いわさきちひろさんの美術館は東京にもあるので
ご近所の方は是非。


「内なる子供」をコンセプトにした、森の中のものすごく小さな絵本美術館。
「大人のために創られた絵本館」を謳っており、
「絵本の絵(イラストレーション)を子どもの領域から解放する場として、
そして大人になってしまった人達が“かつて子どもだった”ことを
再認識する場として,静かで落ちつける空間を提供したいと創られた」
ということで、約20名以上の団体および幼児(未就学児)の入館は
基本的にお断りしている、ほんとうに静かな場所です。

小さい美術館なんですけれど、満足度の高いこと!
私が行ったときは、1階でどいかやさんの絵本原画展をやってました。
2階はおもに海外の絵本と、グッズの販売。


チケットは1ドリンクつきで700円と大変リーズナブルなので
興味を持った方、なにかしらお買い物をしてあげてほしいです。
(といいつつ、間近に迫った東京国際ブックフェアを思い
つい買い控えてしまった。すいません。貧しくてすいません。)

↑長野ということで、りんごジュースを選択した。安直。
次は自分の欲望に忠実に、コーヒーを飲もうと思います。