2009年3月に読んだ本

3月読了本をまとめたところ、読んだ本の数は27冊でした。
本読む時間が取れてない気でいたけど、いつもより読んでるかも?
というか、仕事してたのかしら私。

毎月更新:2009年マイベスト10

えー、今月はまだ決まっておりません・・・。
というか早くも10作に絞れない現象が発生しています。(今、ベスト12作。)
もうちょと考えます・・・。

3月の読書を振り返ると・・・

・読みたかった本をついに読んだ!
貸して頂いたり、古本屋で見つけたりしまして
かねて気になってた本を次々読破。
『猫を抱いて象と泳ぐ』『正直書評』『スロウハイツの神様
『モダンタイムス』『有頂天家族』『鳥金』あたりがこれです。
いやー、幸せですよねー。こういうの。

辻村深月さんをたくさん読みました。
今のところのベストは『スロウハイツの神様』です。
これまであちこちで感じていた引っ掛かりを、この一作で許しました。

・司馬遼強化月間がはじまりました。
司馬先生の本は読み始めると癖になるというか、
次々他の作品を読みたくなるんですよねぇ。
今の通勤本は『最後の将軍』です。
司馬遼太郎記念館カバーを自慢げにかけて通勤中。)

3月に読んだ本の内訳

スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)
辻村さんのシャープな感受性、すごいけど生きていくのが大変なんじゃないかなとこれまで思っていた。でもこれ読んでなんか、安心しました。御都合主義といってしまえばその通りかもしれないけど、この人は最終的には人を信じている人なんだなぁ。
読了日:03月01日 著者:辻村 深月
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない  A Lollypop or A Bullet (角川文庫 さ 48-3)砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫 さ 48-3)
読了日:03月02日 著者:桜庭 一樹
散りしかたみに (角川文庫)散りしかたみに (角川文庫)
読了日:03月03日 著者:近藤 史恵
アームストロング砲 (講談社文庫)アームストロング砲 (講談社文庫)
読了日:03月04日 著者:司馬 遼太郎
ネクロポリス 上 (朝日文庫)ネクロポリス 上 (朝日文庫)
読了日:03月05日 著者:恩田 陸
ネクロポリス 下 (朝日文庫)ネクロポリス 下 (朝日文庫)
読了日:03月05日 著者:恩田 陸
冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)
読了日:03月06日 著者:辻村 深月
冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)
読了日:03月06日 著者:辻村 深月
気になる部分 (白水uブックス)気になる部分 (白水uブックス)
やっぱりこの人のバカぶりが大好き。数学の試験で出した解答の美しさにしびれました。
読了日:03月07日 著者:岸本 佐知子
ねにもつタイプねにもつタイプ
『気になる部分』を読んだので、勢いで再読。やっぱり好きです。マイ富士欲しい。
読了日:03月08日 著者:岸本 佐知子
正直書評。正直書評。
読了日:03月08日 著者:豊崎 由美
ミュージック・ブレス・ユー!!ミュージック・ブレス・ユー!!
いやー、絵に描いたような青春ではないか。固有名詞がわからないながら、十分楽しめた。アザミもチユキも大好きです。
読了日:03月09日 著者:津村 記久子
誤読日記誤読日記
読了日:03月10日 著者:斎藤 美奈子
モダンタイムス (Morning NOVELS)モダンタイムス (Morning NOVELS)
アンクル虚無・・・。
読了日:03月11日 著者:伊坂 幸太郎
芥子の花 (金春屋ゴメス)芥子の花 (金春屋ゴメス)
シリーズ2作目とは思えない安定感。最後の展開からいって、次作はどうなるのか・・・?ますます楽しみです。
読了日:03月13日 著者:西條 奈加
烏金烏金
ずっと「とりきん」だと思っていた。すいません。ゴメスシリーズもいいけど、このお話好きだなぁ。
読了日:03月14日 著者:西條 奈加
小さな男 * 静かな声小さな男 * 静かな声
読了日:03月16日 著者:吉田 篤弘
凍りのくじら (講談社文庫 つ 28-5)凍りのくじら (講談社文庫 つ 28-5)
読了日:03月17日 著者:辻村 深月
いつもの朝に〈上〉 (集英社文庫)いつもの朝に〈上〉 (集英社文庫)
読了日:03月21日 著者:今邑 彩
いつもの朝に〈下〉 (集英社文庫)いつもの朝に〈下〉 (集英社文庫)
一気読み。これ、映像化してみたらどうだろうか。すごくいい脚本になるんじゃないかなぁ。
読了日:03月21日 著者:今邑 彩
アレグリアとは仕事はできないアレグリアとは仕事はできない
帯に「コピー機が憎い」と書かれていたのは隠喩とかではなく、そのものズバリだった。コピー機が憎いというだけの話ではないけど。なんとなく仕事の種類として身につまされるものがある・・・のは問題あるんだろうなぁ。もう一編はまたまったく違った作品で、すごくリアル。確かに通勤電車人格ってあると思う。
読了日:03月22日 著者:津村 記久子
有頂天家族有頂天家族
文庫になるまで待てず、今頃入手。やっぱ森見さん好きだわー。「面白いことは良きことなり」、阿呆の血に幸あれ。
読了日:03月22日 著者:森見 登美彦
酔って候 (文春文庫)酔って候 (文春文庫)
司馬遼再読祭り。幕末は中学生の頃に読んであまりピンと来なかったけど、それは読む側がコドモだったからなんだなぁ。
読了日:03月24日 著者:司馬 遼太郎
gift (集英社文庫)gift (集英社文庫)
やっぱり古川日出男、文章がクール!特に好きなのは「アルパカ計画」「生春巻き占い」かな。
読了日:03月26日 著者:古川 日出男
燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)
個人的司馬先生ブームにつき再読。
読了日:03月27日 著者:司馬 遼太郎
燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)
土方かっこよすぎます。「組織を作る」「戦争をする」の2面において高い能力を持っていたけど、最後は戦争屋として死ぬことを選んじゃったんだなぁ。時代が違えば彼にはかなりいろいろな可能性が開けたと思う。しかし、お雪さんってなんでこんな理想の女性なんですかね。
読了日:03月29日 著者:司馬 遼太郎
猫を抱いて象と泳ぐ猫を抱いて象と泳ぐ
美しい。そして、静か。他に何もいえない。
読了日:03月31日 著者:小川 洋子