2008年12月に読んだ本

計30冊。前半はあまり読めなかったけど、
その分、年末にまとめて読めました。

特に面白かったもの

SNS「やっぱり本を読む人々。」の100冊文庫関連モノが多いです。
『笑うヤシュ・クック・モ』
『妖女サイベルの呼び声』
『乱歩傑作選』
意味がなければスイングはない
『ぼくのミステリな日常』
『十一月の扉』
時計じかけのオレンジ
『海に住む少女』

そのほか

”面白い”という言葉では表現しきれないのが
『贖罪』『奇術師』。
(特に奇術師、全体を理解できた気がしない・・・。)
『ラス・マンチャス通信』は、旅行先で読みました。
プールに浮かびながら(浮き輪につかまって)読んでいたら、
泳いでたおばちゃんに「Interesting book?」
と聞かれ、返事に悩んだ。

内訳


■笑うヤシュ・クック・モ
なぜ今マヤ文明展やってないのか。かなり行きたいんですけど。
読了日:12月01日 著者:沢村 凛

■わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)
カズオ・イシグロの作品だと思うと、どうしても期待値が高くなってしまうなぁ。これはこれでいい作品なんだけど、個人的には『日の名残り』の方が好みだ。
読了日:12月02日 著者:カズオ・イシグロ

■妖女サイベルの呼び声 (ハヤカワ文庫 FT 1)
読み始めは『闇の公子』みたいな世界かと思ったら…!文章の美しさは似てるけど、違う種類の名作でした。堪能、堪能。
読了日:12月04日 著者:パトリシア A.マキリップ

金原瑞人YAセレクション みじかい眠りにつく前にI 真夜中に読みたい10の話 (ピュアフル文庫 ん 1-10) (ピュアフル文庫)
楡井 亜木子さん初読み。やっぱこの人買おう・・・。
読了日:12月05日

■香水―ある人殺しの物語 (文春文庫)
読了日:12月07日 著者:パトリック ジュースキント

■ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)
この中だと表題作がいいかな。解説が近藤史恵さんでちょっとびっくりした
読了日:12月07日 著者:有栖川 有栖

■この島でいちばん高いところ (祥伝社文庫)
読了日:12月07日 著者:近藤 史恵

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)
再々々読。人間椅子好きです。屋根裏の散歩者、ストーリーより発想が忘れられない。
読了日:12月08日 著者:江戸川 乱歩

■にわか大根―猿若町捕物帳 (光文社時代小説文庫)
シリーズ3作目。(このシリーズ、出版元が途中で変わっているのでわかりにくいけど)。安定感あるなぁ。
読了日:12月10日 著者:近藤 史恵

意味がなければスイングはない (文春文庫)
やっぱり春樹の文章は滋養があるなぁ。いろんな方面の音楽を聴いてみたくなる作品。
読了日:12月12日 著者:村上 春樹

■ミス・ブランディッシの蘭 (創元推理文庫) (1959年)
読了日:12月12日 著者:ハドリー・チェイス

ルピナス探偵団の当惑 (創元推理文庫 M つ 4-1)
読了日:12月12日 著者:津原 泰水

■巴之丞鹿の子―猿若町捕物帳 (光文社文庫 こ 34-3 光文社時代小説文庫)
猿若町シリーズ1作目。出版社が統一されてきて嬉しい限り。
読了日:12月13日 著者:近藤 史恵

■美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)
初梶尾さん。なんと初々しい作品を描く人なのか!「箱宇宙」の話と、「時尼に関する覚書」が好きです。
読了日:12月14日 著者:梶尾 真治

■パーマネント野ばら
サイバラさんをちゃんと読んだのは初めて。こういう感じなのか・・・。女として、見逃してはいかんと思った。
読了日:12月15日 著者:西原 理恵子

■贖罪〈上〉 (新潮文庫)
読了日:12月16日 著者:イアン マキューアン

■贖罪 下巻 (2) (新潮文庫 マ 28-4)
読了日:12月16日 著者:イアン・マキューアン

■幽霊が多すぎる (創元推理文庫)
いやー、ギャリコさんって幅広いです。女性にドリーム持ってるのか持ってないのか、ちょっと気になる。
読了日:12月18日 著者:ポール ギャリコ

■ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)
読了日:12月20日 著者:若竹 七海

■十一月の扉 (新潮文庫)
読了日:12月20日 著者:高楼 方子

■丘の屋敷 (創元推理文庫)
読了日:12月20日 著者:シャーリイ・ジャクスン

山口雅也本格ミステリ・アンソロジー (角川文庫)
読了日:12月22日 著者:

■ツィス (集英社文庫)
マイナス・ゼロもよかったけどこっちのほうが個人的に好きです。
読了日:12月23日 著者:広瀬 正

時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1) (ハヤカワepi文庫)
文体にクセがあって最初苦しいけど途中からはまった。
「マレンキー」「デボーチカ」「プレティ・ポリー」とか、
言葉を覚えると使ってみたくなる。うざいだろうなあ。
読了日:12月24日 著者:アントニイ・バージェス

■〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)
たかこさんに激しく同意!自分が全部を理解できた気がしない。
ラストはあまりの展開に、読みながら叫びだしそうでした。
読了日:12月26日 著者:クリストファー・プリースト

■海に住む少女 (光文社古典新訳文庫)
おもしろかった!!けど、なんだか訳文に甘やかされた気がする。
次は旧訳で読みたい。
読了日:12月26日 著者:シュペルヴィエル

■風の影〈上〉 (集英社文庫)
読了日:12月27日 著者:カルロス・ルイス サフォン

■風の影〈下〉 (集英社文庫)
読了日:12月27日 著者:カルロス・ルイス サフォン

■ラス・マンチャス通信
読了日:12月28日 著者:平山 瑞穂

■信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス (新潮文庫)
読了日:12月30日 著者:宇月原 晴明