2008年11月に読んだ本 - 人もすなるぶろぐといふもの

読んだ本の数は29冊、相変わらず好調！
と思ったけど、ヨムヨムとか1冊ってカウントしてるのはいいのだろうか。
以下は特に良かったもの。

内訳

・氷の華 (幻冬舎文庫あ 31-1)
読了日：11月01日著者：天野節子

・さがしもの (新潮文庫 (か-38-4))
本がいっそう好きになる作品集。単行本のときのタイトルが好きだったので、改題はちょっと残念です。
読了日：11月01日著者：角田光代

・新・御宿かわせみ
読了日：11月02日著者：平岩弓枝

・トムは真夜中の庭で
再々・・・読。相変わらずの名作！
読了日：11月03日著者：フィリパ・ピアス

・敦煌 (新潮文庫)
読了日：11月04日著者：井上靖

・ボートの三人男 (中公文庫)
これぞイギリスのユーモア！アメリカンジョークには逆立ちしても出せない味だなぁ。解説にある通り、速読するのはもったいない。よく晴れた休日にゆるゆる読みたい本です。
読了日：11月05日著者：ジェローム・K.ジェローム

・推定少女 (角川文庫さ 48-2)
3種類の終わり方・・・というところでJ・アーチャーの短編集に収録されている「焼き加減はお好みで・・・」を思い出した。若書きな感じもあるけど、さすが桜庭さん、最後まで楽しみながら一気に読みましたよ。
読了日：11月06日著者：桜庭一樹

・ハルカ・エイティ (文春文庫ひ 14-3)
途中まで、大介って何がそんないい男なんだ？って思っていたけど、確かに大介は懐の広い人ですね。ハルカの義母好きだなぁ。
読了日：11月08日著者：姫野カオルコ

・錦繍 (新潮文庫)
「生きてるってことと、死んでるってことは、実は同じこと」ってセリフに、『五千回の生死』を思い出した。秋をしみじみ感じられる小説。
読了日：11月09日著者：宮本輝

・ウーザック沼の死体 (扶桑社ミステリー)
読了日：11月10日著者：シャーロット・マクラウド

・サクリファイス
読了日：11月11日著者：近藤史恵

・ヴィラ・マグノリアの殺人 (光文社文庫)
読了日：11月12日著者：若竹七海

・ミミズクと夜の王 (電撃文庫こ 10-1)
ど真ん中ストレート！有川さんじゃないけど、まいりました。
読了日：11月13日著者：紅玉いづき

・少女には向かない職業 (創元推理文庫 M さ 5-1)
読了日：11月14日著者：桜庭一樹

・本格小説〈上〉 (新潮文庫)
読了日：11月18日著者：水村美苗

・本格小説〈下〉 (新潮文庫)
分厚い見た目から敬遠してきたのに、実質２日で読了。重厚で素晴らしい小説でした。嵐が丘再読したい！
読了日：11月19日著者：水村美苗

・Presents (双葉文庫か 30-2)
角田さん、ステキな本を書かれましたねー。しかもこの表紙！しばらく自分のブログパーツをこの絵で止めておきたいくらいです。
読了日：11月20日著者：角田光代

・夜市 (角川ホラー文庫つ 1-1)
ホラーとは思えないぞ、これ、魅力的なファンタジーではありませんか。難しい言葉なんて別に使っていないのに、ここから受ける文章の美しさはすばらしい。表題作もいいけど「風の古道」も好きだな。
読了日：11月20日著者：恒川光太郎

・イルカ (文春文庫よ 20-4)
読了日：11月21日著者：よしもとばなな

・彼女が死んだ夜 (角川文庫)
タック＆タカチシリーズ。無茶な推理が展開されるところ、好きだなぁ。しかし今回一番笑ったのは留学生の名前…レイチェル・ウォレスて！
読了日：11月22日著者：西澤保彦

・アンハッピードッグズ (中公文庫)
読了日：11月22日著者：近藤史恵

・あすなろ物語 (新潮文庫)
読了日：11月24日著者：井上靖

・バスジャック (集英社文庫み 40-2)
読了日：11月24日著者：三崎亜記

・仔羊たちの聖夜(イヴ) (角川文庫)
読了日：11月25日著者：西澤保彦

・カモメに飛ぶことを教えた猫 (白水Uブックス)
読了日：11月25日著者：ルイス・セプルベダ

・見えないグリーン (ハヤカワ・ミステリ文庫ス 6-2)
読了日：11月27日著者：ジョン・スラデック

・最後の恋―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫あ 49-3)
読了日：11月27日著者：阿川佐和子

・yom yom (ヨムヨム) 2008年 12月号 [雑誌]
読了日：11月30日著者：

・空中庭園 (文春文庫)
DVDを観たので再読。この頃に比べ、最近角田さんの書く話には明るさが出てきたように思うけどどうだろう？
読了日：11月30日著者：角田光代

あと1ヵ月で今年も終わり。
いい本をたくさん読んで年末を迎えたいと思います。