本との新しい出会いかた「文庫本葉書」。

book pick orchestra(ブックピックオーケストラ)という団体を
みなさんご存知でしょうか。
「本のある生活をふやすために、
人と本が出会う素敵な偶然を演出するために、
さまざまな場所で今までなかった本のあり方を模索するユニット」
だそうです。
いろいろなおもしろい活動をやっています。
book pick orchestra


私はこの人達を数年前に(デイリーポータル経由で)知りました。
2005年のトリエンナーレの時に馬車道あたりでやっていた
encounterというブックカフェ(期間限定)に行ってみて、
以来ひそかに気にし続けています。
那須にあるカフェSHOZOにも行ったことあります。
これが、コーヒーおいしいの!)
今日はそのブックピックの現在の活動「文庫本葉書」をのぞきに
代々木にあるDADA CAFE(古民家カフェ)に行ってきました。
このカフェ自体もすごくよかったんだけど、
それを書くとなんかおされな記事になってしまうので、割愛。
DADA CAFEの方、すいません。


文庫本葉書の仕組みは、こんな感じです。
1.見た目、絵はがきと同じように
郵便番号の記入欄とか、住所や文面を書くスペースがある。

2.中にブックピックの方が選んだ文庫本が入っている。
3.買うときには、中に入っている本が何かわからない。
4.ただし、中に入っている本から引用した印象的な一節が
葉書の正面に書いてある。

5.それを読んで、お、これいいかも?と思ったら購入!
6.自分で読んでもいいし、そのまま誰かに送るのもあり。
(ゆうメール扱いになります)


面白い本との出会いを期待して、一冊買って来ました。
私の選んだ本の一節はこれ。


「一人のひととは誰だ」
「そんなことが言えるか」


うーん、続きが気になる!


開封するか、人にあげるか。
楽しく悩みます。