今日の読書:光原百合『時計を忘れて森へいこう』

光原百合のデビュー作、『時計を忘れて森へいこう』読了。

時計を忘れて森へいこう (創元推理文庫)

時計を忘れて森へいこう (創元推理文庫)

落としてしまった時計をさがして、森を歩いていた高校生が
レンジャー(自然観察員)の男性に出会う。
その2人と、森に関わる人たちのお話です。
ジャンルはミステリかなぁ。かなり軽めの「日常の謎」系。
私はミステリというより、森のお話として読んだけれども。
いいなーこんな森(とシーク)が近くにあるのって。
相当恵まれた青春だぞ、これは。
あとがきに作者が書いていたけど、モデルとなった森(清里)には
「シーク」ならぬ「キープ協会」という財団法人があるそうな。
山梨県清里高原 キープ協会
今度長期の休みが取れたら(いつ?)、行ってみたいところではある。

表紙の絵はおおた慶文ですね。この作品に合ってる、と思います。
この子ほんとに高校生?と思うけど、その幼さも含めて
主人公のイメージってこんな子だよね。