今日の読書:永井するみ『俯いていたつもりはない』

永井するみ『俯いていたつもりはない』読了。

俯いていたつもりはない (光文社文庫)

俯いていたつもりはない (光文社文庫)

子供たちを自由に遊ばせるっていうキッズスクールを、自分の母親と一緒に
白金(!)で開いているヒロイン緋沙子さん。
スクールに通ってる子どもの母親が失踪するんだけど、
海外から急遽帰国した父親ってのが緋沙子さんの昔の恋人で・・・というお話。
相変わらず、いいですな永井するみ
『カカオ80%』から読み始めたけど、社会人が主人公の話のほうが
断然読みやすいのは自分の年齢のせいでしょうか。
無理に(無理に?)ミステリにしなくっても、オトナの恋愛小説として
普通に成立してるよねこの話。
失踪なんてなくてもよかったんじゃないか。そうするとこの展開にならないけど。